つくった人からの手紙。
私はKiraです。目を開けた瞬間に夢が消えてしまうことに耐えられなくて、Eponaをつくりました。あの鮮明な映像、声、ありえないはずの場所。起き上がるころには、もう何も残っていない。その「消える前」を捕まえたかったのです。
Eponaが生まれた理由
私はずっと、鮮明な夢を見る人間でした。目が覚めた瞬間、まぶたの裏にまだ光が残っている。現実よりもリアルに感じた会話。確かに訪れたことのある場所。でも、スマートフォンに手を伸ばすころには、もう何もない。一瞬ですべて空っぽになる。残像すら残らない。枕元のノートも、ボイスメモも、いろいろ試しました。どれもうまくいかなかった。必要だったのは、あのうとうとした瞬間に静かに寄り添って、会話のなかから夢を引き出してくれる存在。意識が完全に目覚めて、それを編集してしまう前に。だから、自分でつくることにしました。
なぜ夢を映像にするのか
夢はまず映像として訪れます。言葉はあとから来るものです。言葉にしようとした瞬間、私たちはすでに翻訳をしている。そしてその翻訳のなかで、何かが必ず失われる。Eponaのビジュアライゼーションは、その距離を縮めるための試みです。夢をそのままの姿で、一枚の絵として受け取る。生成には、常に最前線にある画像モデルを使い続けています。特定のベンダーに固定することはせず、新しいモデルが出れば切り替えていく。画像モデルの世界では、空気の描き方こそが世代ごとに伸びていく領域だからです。電車の夢は、電車の話をしているわけではありません。絵に求めているのは、その感触です。筋書きの再現は要りません。
Eponaへの願い
Eponaが、朝のひそかな習慣になってほしい。一日が始まる前の、やわらかな数分間に。そしていつか、アーカイブになってほしい。自分でも気づかない夜の自分が、何を考え、何を感じていたか。その記録が残っていく場所として。十年後のEponaで、人生で大切だった時期に眠りの中で何を抱えていたかを振り返れる。そこを目指してつくっています。
約束
あなたの夢は、設計の段階からプライベートです。夢のデータを売ることはしません。あなたの個人的な夢日記をAIの学習に使うこともしません。日記はiCloud経由で同期されます。エンドツーエンドで暗号化されているので、私自身も内容を読むことはできません。Eponaはサブスクリプションで運営されています。あなたのデータで稼ぐビジネスモデルは、選びません。